その八・温冷配膳車

大量の食事を各個人個人に届ける際に使用される「厨房機器」は温冷配膳車であり、この保温・保冷機能で最適な温度で食事を提供できる。
それはトレイに食事を載せたまま大量の食事を運搬ができる厨房機器であり、主に医療・福祉現場で使用されている。

この厨房機器を使うことで大量の食事を盛り付けておくことで、トレイを車から出すだけで大量の食事を提供できるためスピーディーで効率のよい配膳作業が行える。
運搬は人力で押したり引いたりする機種が多いが、モーターを搭載しパワーアシストで動く機種や自走式の機種もある。



温冷配膳車の工夫

医療・福祉現場の狭い廊下等をスムーズに移動するため、さまざまな工夫がされている厨房機器である。
例えば、扉は90度に開いた位置で止めることで両側から同時にトレイを出し入れできり、足下のペダルで、ロック可能にしたりしている。
またこの厨房機器は、埋め込み式把手等にして余分な出っ張りをなくすことで、医療・福祉現場の狭い廊下の移動や作業の邪魔にならないようにしている。

そして、操作を誤り壁などにぶつけても大丈夫なように、強度の強いバンパーが取り付けられている。
これらの厨房機器は衛生面では内部を錆びにくいステンレス鋼板を使用したり、水洗いやアルコール清掃を可能にしたりすることで対応している。